笑って言った一護に目を開く

「暁が俺を好きになってくれたら、スゲー嬉しい。だからさ、考えてみてくれよ」

照れ臭そうに言われて頷く

知っている人間から告白されるなんて思いもしなかった

「暁、何かあったら俺に言えよ。俺が護るから」

「…一、護…いつから、好きだと思ったのですか？」

何かが引っかかるのに思わず、一護に質問する

「多分、逢って少ししてからだ」

一護の答えに頭の中で何かが合わさった

どうしたら…

頭に乱菊の顔が浮かぶ

相談するなら、彼女しかいない

一護に約束があるからと別れて、いつも乱菊が行く店に急ぐ

確かめてどうにかなる事ではない

それでも、聞かずにはいられない

「あら、暁じゃない！」

「乱菊さんっ！！良かった…っ」

「な～に？そんな切羽詰まった顔なんかして」

「キミ達、僕もいるんだけどね…」



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