第三話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良く分かってなくて勅使河原暁になります。
申し訳ございません
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ピッタリと閉ざされた押し入れに光はない
闇が襲いかかってくる
もう何もないというのに、恐ろしくて仕方がない
震える手を握り締めて、体を縮込める
一護の寝息が聞こえて来るのに押し入れから出て、そっと窓から屋根の上に出る
町の明かりがあるのに、体の強張りが解けていってホッとする
闇を克服出来ない
ずっと囚われたままでいる
「暁、眠れねえのか?」
寝てると思った一護が顔を出した
暁の表情に気づいた一護の姿が消えて、屋根に上がって来た時には毛布を持っていた
「い、一護?」
「そのカッコじゃ寒ィだろ」
後ろから抱き締めるように座った一護が、自分ごと毛布を被る
その暖かさにこの短時間で冷えていた事に気づいた
「…その…怒鳴って悪かった」
一護が暁の肩に顎を乗せて謝った
違う
謝らなければならないのは、自分の方
自分の足を抱える手に力がこもる
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