第十一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良く分かってなくて勅使河原暁になります。
申し訳ございません
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
檜佐木の言う通り、暁は自分達との絆を信じて苦しんだ
その元凶は自分だ
「…そうだ、言える筈も…欲しいと思う事すら…出来る、訳がねぇ…」
握り締めた拳を見つめながら、苦し気に声を絞り出す
自分だけが知っていると優越感を感じた暗闇への恐怖も、思い起こせば自分のせいではないか
「恋次ーっ!」
早く来いと言うように笑顔で呼ぶ暁に切なくなる
檜佐木に抱き締められる暁を見て触るなと、暁に触れるのは自分だと苛立った
自分が一番近いと思ったのに、一番遠くて近づいてはいけない
今のままでいるしかない
…俺はこの想いを口にはしねぇ、忘れる
俺はこの想いに気づかなかったんだ
今までと同じように家族として、お前が笑っていられるように護る
それくらいはしてもいいよな
もう一度、拳を握り締めてから笑う暁の元に進んで行った
・