第一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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卯の花の言葉に娘は更に視線を落とし、その表情は見えなかった。
「そのまま戌吊に戻れば、貴女は遠からず人を殺める事になるでしょう」
そう続けた卯の花に娘が顔を上げた。
「お前は抑える事は出来るようだが、霊圧を閉じる事即ち、力の扱い方を覚えなきゃならねぇ」
「隊長も成長しましたねぇ」
茶化す乱菊に日番谷が眉間の皺を増やす。
どうやら誰かに言われた言葉らしい。
「ここに聞こえる声の在処を探しなさい。それが力の扱いを知るという事で、“死神”になるって事よ」
娘が再び俯く。
それを乱菊が抱き締める。
「大丈夫よ、アンタなら死神になれるわ」
恐らく、護挺十三隊入りどころか席官入りは確実だろうな。
乱菊の言葉に日番谷がそう思った。
目の前の儚げな娘からは想像もつかない、虚が消された時の霊圧を思い出して見つめる。
よくあの戌吊で暮らせたと思う程、儚く凛とした気品を醸し出している。
現世での生まれが良かったのだろうか。
もっとよく知りたいと思ってハタと気づいた。
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