第一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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寝台に添えられた台に用意されていた紙に娘が書いた内容に思案を巡らす。
一緒に暮らしていた身寄りのない子供達との就寝時に男達に襲われた。
そして虚の襲撃
娘は気を失い、何が起こったのかわかってはいなかった。
「…まぁ、お前が倒したとしか考えられねぇか」
憶えていないのはわからないでもなかった。
目の前の娘に霊力がある自覚がなかったのだ。
【私、あの子達を弔いたいのですが、戌吊に戻っても構わないでしょうか?】
娘が卯の花がこの場所の責任者だと思って尋ねる。
「アンタ、まさかそのまま戌吊で暮らすつもりじゃないでしょうね?」
驚いて身を乗り出してきた乱菊に気圧されたように娘が身を引きながら戸惑いがちに頷いた。
娘のその答えに乱菊は溜め息を吐いて自隊の隊長に視線を送って吐き出した。
「…前にも自覚してない子はいたけど…」
「ウルセェよ、松本」
娘は二人のやり取りに首を傾げた後にまるで次の言葉がわかっているように俯いた。
「真央霊術院を受験なさい」
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