第七話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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ふと視線を感じて恋次を見る。
「阿散井さん?花火は見られないのですか?」
花火を見ずに自分を見つめている恋次に胸が鳴る。
どうしてそんな顔で見るのですか…?
「イヤ、見るけどよ…その、浴衣似合ってるな」
切なげに笑った恋次がそう言った。
「ありがとうございます。これ、気に入っている一枚だから嬉しいです」
笑って礼を言って花火を見上げる。
今、ちゃんと上手く笑えていただろうか…
紅梅の浴衣に気づいて貰えないかと期待した。
自分を見る表情に一瞬だけれど夢を見てしまった。
貴方が気づいてくれなければ私は貴方を殺してしまう。
側にいられるだけで嬉しいけれど声が現実に引き戻す。
家族だとおっしゃって下さった私は、もう何処にもその心に存在はしないのですか?
…どうして貴方の周りにルキアの姿が見られないのですか?
全隊に足を運んでいると言うのに未だルキアと会えずにいる。
貴方はあの約束すら忘れてしまわれたのですか?
自分からは聞く事が出来ない真実を知るのが怖い。
この穏やかな平和がずっと続いていけばいいのに…
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