第一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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「入るぞ」
短いノックと共に声をかけながら入った日番谷が止まる。
ドアを開けたまま中に入らない日番谷に焦れて覗きこんだ乱菊も息を呑む。
娘は明かりもつけずにベッドに起き上がって窓の外をただ茫然と見ていた。
白く長い豊かな髪は月明かりに照らされて銀色に輝いている。
日番谷に反応し、此方を向いた眼の色は漆黒。
その姿は今にも消えそうな程に儚く美しかった。
「このお二人が貴女を保護して下さった日番谷隊長と松本副隊長ですよ」
促されて入った二人を卯の花が娘に紹介する。
すると娘は寝台から下りて床に正座して頭を下げた。
「気にするな。俺達は礼を言われる為に助けた訳じゃねぇ」
その動きにさえ目を奪われていた日番谷がハッとしたように娘を寝台に戻らせる。
「お前には悪いが、俺達に昨日あった事を話してくれ」
目を奪われている場合ではない。
昨日の物凄い霊圧程ではないが、目の前の娘からは流れるような水とピリピリする電流のような霊圧を感じる。
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