第七話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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「そんなに難しく考えるなって!ホラ、オメーも呑めよ」
恋次が呑んでいた猪口に並々と酒を注いで緋冴に渡す。
「シケたツラしてんなよ!オメーは実力を認められたんだぜ?」
そうかと気づく。
乱菊に仕事させるという点を除けば、自分に席官入り出来る力がついたという事だ。
強くなれているという事だ。
猪口の酒を一息に飲み干す。
「相変わらず、いい呑みっぷりだな」
更に恋次が注いだ時、夜空に大輪の花が咲いた。
待ち兼ねた花火は吉良が言っていた通り、大きく綺麗に見えた。
「…綺麗ですね」
顔を輝かせて花火に魅入る緋冴に目を奪われる。
梅紫の地に淡紅藤と薄紅梅の梅柄が咲く浴衣に黄はだ色の半幅帯。
初めて見る浴衣姿にどうしても、重なってしまうある姿。
別人だと、知らない人間だと緋冴は言った。
浴衣のせい、だ。
紅梅のようなあいつと重なるのも、放っておけないのも…
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