第七話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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浴衣に着替えて庭に出ると結構な数の人が集まっていた。
「緋冴ちゃん、今日はエライ抱き心地がええなぁ」
ズシッと背後からの重さと回された腕の感触を感じたと共に市丸の声が頭上から響く。
「市丸隊長、私はいつもと変わりありません」
抱きつかれた手を外そうとして溜め息を吐く。
いつもなら軽く振り解ける手が今日は離れなかった。
「ギンって呼んでくれはったら離してあげるで?」
「仮にも隊長を呼び捨てになんて出来ません」
「仮にもて正真正銘、ボクは隊長なんやけど」
隊長は勤務中に長い間散歩なんて致しませんよ…
またもや溜め息を吐いて心の中で呟く。
散歩中だという市丸に何度、彼宛ての書類を渡した事か。
遭遇せずに三番隊へ行けば何度、吉良に“市丸隊長に会わなかったかい?”と聞かれた事か。
乱菊の幼馴染みだと聞いて思わず納得してしまった程、市丸が仕事している姿を見た事がない。
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