第一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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その翌日の夕方ー
「卯の花隊長、昨日のコは?」
珍しく定時で仕事を終わらせた日番谷と乱菊が卯の花に声をかける。
「外傷はありません。ただ…」
沈痛な面持ちで言い澱んだ卯の花に二人が察したようにその表情を曇らせた。
治安が悪いとわかっている流魂街で血に濡れて衣服を引き裂かれていた娘に何が起こったのか容易に想像は出来る。
彼女が生活していたそこで日常的に起こっている事でも被害者となってはそのショックも大きかろう。
「お二人が想像されたような事はありませんよ」
卯の花が凌辱の痕跡はなかったとやんわり否定する。
そして娘の容態を告げた。
「彼女は声を失っています」
「それって、ショックでって事ですか?」
乱菊が尋ねた事に卯の花が曖昧な返事をする。
「どういう事だ?四番隊で調べたんだろう?」
「今の時点では精神的なものだとは思われます」
身体的にはどこにも異常はなかった。
しかし娘の様子を見れば、それが詐病でない事はわかる。
明日には声が出るかもしれないし、二度と声が出ないかもしれない。
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