「やれやれ、君達の目は節穴だったんだね」

呆気に取られている恋次と檜佐木に弓親が呆れる。

「##NAME3##の手に気づかないなんて、ね」

歓迎会の時に##NAME3##の掌が固くなっている事に一角も弓親も気づいていた。

慣れない剣を奮い、幾度となく出来た豆を潰してきた証拠だと

首席卒業は絶え間無い努力の賜物だろう。

だからこそ、一角は手合わせを望んだ。

「一角も楽しそうだし、やっぱりウチに欲しいね」

嬉々として鍛える一角が思い浮かぶ。

「邪魔するわよっ」

「乱菊さん…と、日番谷隊長まで」

「俺はついでかよ…」

いきなり乱入してきた二人に呆気に取られる。

それでも、一角と##NAME3##は打ち合っているが

「ちょっと、ウチの可愛い##NAME3##が顔面卑猥男に拉致られたって聞いてくれば、どういう事よ？！」

中を見た乱菊が静観している三人に怒鳴る。

「乱菊さん、酷いっスよ…」



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