第一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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南流魂街第78地区“戌吊”
「隊長、こっちの方でしたっけ?」
「あぁ、急ぐぞ」
先程、虚の反応を示した戌吊のある地点に十番隊隊長の日番谷と副隊長の松本が急ぐ。
流魂街に虚出現の一報に本来ならば隊長格が出る事はないが、偶々残業していた二人が討伐に向かう筈だった。
しかし、物凄い霊圧を感じた後に虚消滅の知らせが入った。
偶々、居合わせた誰かが討伐したのか真偽を見極める為にも、その地点へと急ぐ。
「誰もいませんね」
全壊や半壊した家に死神の姿はない。
鼻につく鉄の臭い
救護者がいないか目を走らせながら、弱くなった霊圧の元に向かう。
一段と血の臭いが濃く、屋根の吹き飛んだ家に目的であろう人物はいた。
数人の男達の死骸に埋もれるようにその娘は倒れていた。
周りにはまだ年端もいかない子供達の骸があるのに急いで助け起こす。
「オイ、大丈夫かっ?!」
「…、…」
日番谷の声にうっすらと目を開けた娘が、口を動かし途端に苦しんで再び気を失った。
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