第四話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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「…っあー、あ?声が…」
自分のではない低めの声に驚愕する。
しかも声はチョーカーのスピーカーから出ている。
「阿近さん、これは…」
「よし、成功だな」
満足げに笑った阿近が煙草に火をつける。
「お前さんの声帯と口腔内に他の機能を邪魔しないようこれを貼った」
紫煙を吐きながら渡された極薄のフィルムを眺める。
それは無色透明で余りにも薄くてよく見ていなければ持っているのかも解らない程の物だった。
フィルムが声帯の振動と口唇と舌の動きを口腔内で捉える。
その情報がチョーカーにある装置に送られて、言葉がスピーカーから出る。
「いつ、声が戻るかわからねぇからな」
戻った時に妨げになるような物はつけられない。
「どうした、不満か?」
俯いて黙ったままの##NAME3##の表情は阿近からは見えない。
本当の声が出せた訳じゃねぇからな…
仕方ないと思った時、いきなり痛みと共に視界が天井を映す。
柔らかい感触と近くなった##NAME3##の香りに抱きつかれたのだと気づく。
「ありがとうございます、阿近さん!!」
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