笑顔でそう伝えた##NAME3##に満足した一角が昼食を掻き込む。

【あの、ご飯はゆっくり食べた方が良いと思いますよ？】

そのあまりの早さに呆気に取られる。

「おぅ、こんな所にいやがったか」

頭上から聞こえた声に見上げると阿近だった。

「悪いな、たて込んじまって時間がかかっちまった」

【出来たのですか？】

目を見開いた##NAME3##に阿近がニヤッと笑った。

まさか、本当に？

「出来れば装着に時間が欲しいんだが、いつがいいんだ？」

【急で申し訳ありませんが、明日なら非番で時間があります】

「そうか。なら明日だな」

即答して##NAME3##にひらひらと後ろ手に手を振って帰って行く。

「…阿近がわざわざ来やがった…」

「余程##NAME3##を気に入ったようだね」

信じられないものを見たように呟いた二人が##NAME3##を見る。

ある意味、最強かもしれない。

何も知らない##NAME3##は、視線に気づきもせずゆっくりと昼食を片付けていた。



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