第四話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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一通りの検査の合間に声が出なくなった時の事を阿近に伝える。
勿論、あの声の事は伝えない。
「いいか?声帯が動いているからって話せる訳じゃない」
検査を終えて、再び部屋に戻って阿近の説明に耳を傾ける。
声帯に肺からの空気を通過させる事で震わせて出る音を発音と言う。
そして、この音が鼻腔・口腔・咽頭・気管といった空洞で修飾されて固有の声となる。
こうして発せられた声を舌・口唇・口蓋・口腔・歯等の動きで言葉になる。
これを構音と言う。
「お姫さんはこの発音の段階で音が出ていない」
【阿近さん、私はこのままでも構いません。だから、】
無理なら無理とはっきり言ってくれて構わない。
そう伝えるのは、阿近に失礼かと筆を止める。
「せっかちなお姫さんだな。話は最後まで聞くモンだぜ?」
俯いた##NAME3##の頭にポンと手を乗せる。
諦めた顔しやがって
技局も俺もナメてんじゃねぇぞ
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