第三話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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部屋の隅に隠すように置いた斬魄刀を見る。
聞こえる禍々しい声の正体と思われるモノ
自分の側にあったという斬魄刀を手にした時に声は大きくなった。
今日、恋次に会うまで声は身を潜めていた。
暁と呼ばれた時、変わってしまった自分に気づいてくれたのかと期待した。
黒かった髪はあの時に白く色は抜け落ちてしまった。
目付きも険しくなった自分に否定しただけで気づいてくれなかったばかりか、ただの知り合いだと言われた。
自分の本質は何も変わっていないのに…
声は憎め、この男を護る価値等ない、現に気づかなかったではないかと嘲笑った。
何も護りはしないこの男を殺せと叫んだ。
どうか、私に気づいて下さい。
私は貴方の家族ではないのですか?
私を護ると言うなら、気づいて助けて。
どうか、私に気づかないで下さい。
貴方を憎んだ醜い気持ちを知られたくないのです。
相反する二つの思いが自分を弱くし、声に呑み込まれてしまいそうになる。
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