第三話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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ルキアは休みには会いにくると約束してくれた。
恋次は学院に行くその日まで自分の事を避けるようになった。
勝手に背中を押した事を怒っているのだと思った。
寂しく思ったが、それも仕方のない事だと怒るルキアを宥めていた。
学院に行くその前日までー
「暁、俺はお前を護れるように死神になる」
自分を真っ直ぐに見つめて言った恋次の言葉が心を震わせた。
「期待しないでお待ちしています」
「なっ…ちっ、可愛くねぇ」
微笑んでそう言った自分に不貞腐れた恋次の顔をよく憶えている。
「恋次、ルキアの事を護って下さい」
それが二人の為に自分が口に出来る願い。
「わかってる。けどよ死神になったら、俺はお前も護る。約束だ」
そう約束して二人は学院に行った。
暁は身寄りのない子供達と暮らし始めた。
ルキアは約束通り、休みには必ず会いに来た。
それがある時からふっつりと途絶えた。
卒業した筈の6年を過ぎても二人が訪れる事はなかった。
それから10年が経ち、もう訪れるのを待つのは止めた。
二人はは無事に死神になれたのだと、過る悪い考えと不安を押し殺した。
こうなる事はわかっていた筈だと、自分が望んだ事だと哀しみを押し殺した。
そうしなければ、戌吊で子供達と暮らせなかった。
子供達との暮らしは厳しくとも、楽しくて幸せな日々だった。
いつしかその優しい日常に癒され、この日常が続いていくのだと思っていた。
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