第二十四話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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誰かに手を強く掴まれてるのに眠りから呼び戻される。
目を開けてぼやけた視界に飛び込んで来たのは鮮やかな赤
包まれていた手が放されるのにここで放したらいけない気がして反射的に掴み返した。
「行かないで下さい…っ!」
両手ですがり付いた暁は切羽詰まった顔をしていた。
もう置いて行かれるのは嫌だ。
恋次が椅子に座るのに安堵の表情を浮かべる。
「…申し訳ございません、私は貴方に望んでばかりで何もわかっていませんでした」
そればかりでなく、恨んでしまった。
恋次が悔やむ必要はないと顔を見ずに謝る。
「阿散井副隊長が悪い訳ではないのです。全て私の弱さが招いた事なのです」
恋次との約束に頼りきってしまっていた。
「…何で…暁が謝る…っ、苦しめたのは俺だ」
絞り出すような声に弾かれたように恋次を見る。
その顔に殴られた痕跡があるのに今になって気づく。
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