第二十三話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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阿近が帰った後、持ってきてくれた籠から林檎を取ってかじる。
もうずっと柔らかい消化のいい物しか食べていない。
流石に固形物が食べたい。
「…ごめんなさい…」
林檎の甘さが優しくて、心配してくれる人達のようで、言葉が無意識にこぼれた。
「何がごめんなさい、なんだ?」
「っ!!?」
いきなり声がするのに誤嚥しそうになって咳き込む。
「悪いっ!大丈夫か?」
一護が慌てて暁の背中を擦る。
暫く咳き込んだ暁が目に涙を溜めて一護に凭れる。
「っはぁ…扉叩くくらいして下さい…」
謝る一護に大丈夫だと告げて離れる。
一護の霊圧に気づかなかった自分も悪い。
「髪、編んでんの初めてだな」
離れた暁の温もりが名残惜しくて珍しく一つに編んでいる長い髪に触れる。
「卯の花隊長が編んで下さったのです」
嬉しそうにはにかんで言った暁に疑問に思う。
「自分でじゃねえのか?」
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