第二十二話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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「日番谷隊長が了承して下さったら、喜んでお手伝いに行きます」
暁の答えにムリかと頭を抱える。
暁をレンタルとはいえ、日番谷が手放す訳がない。
「どこに行きたいか考えておけよ?」
とりあえずはあの約束だけは絶対に実行したい。
「どこでもよろしいのですか?」
「暁の行きたい所ならな」
約束をした時は実現されない事だと申し訳なく思った。
自由になっている今を想像出来なかった。
「考えておきますね」
まだ全てが終わった訳ではない。
無事に乗り越えて、この約束を果たしてから刑を受けたい。
檜佐木はこうして自分に先を乗り越えようとする力をくれる。
それが凄く有り難くて気持ちが柔らかくなる。
「檜佐木副隊長、本当にありがとうございます」
柔らかい暁の笑みに檜佐木も笑む。
「少し休むか?早く治して呑みに行こうぜ」
「乱菊さんもそう仰ってました」
そんなに呑みたいのかと思いかけて気づく。
来るべき時の前に少しでも日常に浸かり、息抜きたいのだ。
それだけ目の前の壁は大きく高い。
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