第二十一話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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女の周囲に光り輝く霊子が現れる。
その霊子は優しく包み込むようだった。
「その霊子の正体をわかるな?」
「あ、あぁ…っ」
女が顔を覆って泣き崩れる。
「そなたを抑えていたのは、主の強い精神力と先の主じゃ。もう妾達に委せて休まれよ」
女の姿が薄れて霊子になって行く。
その表情に怒りや怨みはなく穏やかな顔をしていた。
「さて、主には世話になったの」
目尻に紅を引いた切れ長の瞳が##NAME3##を捕らえる。
「主と仰られてもあの女が消えた今、私に霊力はない筈です」
それは人間として生きていた時からよくわかっている。
だからただの人間の魂魄になった筈だ。
「そなたは妾の新しい主。それ故、このような事に陥ったのじゃ」
まだ目覚めていなかっただけだと斬魄刀の女が言った。
「今一度、礼を言うぞ。妾の能力、存分に使うが良い」
どういう事かと聞こうとするよりも早く、早く現実に戻れと手を翳される。
「おぉ、忘れていたぞ。主よ、妾の名は…」
雨が一段と酷くなり、雷が大きく轟いた。
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