第二十話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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まだ処刑の時刻には余裕がある。
ルキアがいるのは懺罪宮、四深牢の筈。
何故、恋次と朽木が戦っているのだろうか。
向かいながら疑問が渦巻く。
恋次がルキアを助けようとしているとしか考えられない。
「俺はあんたを倒す。幕を引こうぜ、朽木白夜。俺とあんたの戦いにな」
戦いの場を通り抜けようとして足が止まる。
思わず影に隠れて様子を伺ってしまう。
恋次が朽木に膝をつかせていた。
いつの間に恋次は卍解を会得したのだろう。
自分と一護と戦った時はまだだった筈だ。
「破道の三十三、蒼火墜」
詠唱破棄した中級鬼道でこの威力かと隊長格の強さに圧倒される。
ルキアを助けに動きたいのに動けない。
朽木が六杖光牢で恋次の動きを封じる。
「…まさか貴様…失念している訳ではあるまいな…私にも…卍解があるという事を」
駄目、やられてしまう…
そう思っても目を閉じる事もこの場を動く事も出来なかった。
恋次の本心と意地と覚悟を見逃してはいけない。
どんな事になっても自分は絶対に見なければいけない。
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