第十六話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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微笑んで礼を言った##NAME3##に胸が締め付けられる。
##NAME3##は泣く事もしなければ、誰かに頼る事もしない。
泣いても事態が変わらないとわかっているからだろう。
芯の強い女だと思う。
しかし、どこか脆くて危なっかしい。
俺が叱咤激励して支えてやる。
だから、お前には微笑んで進んで欲しい。
「阿近さん、浦原さんと義骸の事を教えて下さってありがとうございました」
軌跡となった人生に悩むのではなく、これからに目を向ける。
浦原と義骸の情報は自分に一つの道を示してくれた。
「私は後悔しない軌跡を描けるように、道を選んで歩いて行きます」
迷ったり、立ち止まった時にはこうして支えてくれる人がいる。
独りで立ち向かい続けるのに、自分はあまりにも弱かった。
だからこそ、あの女に目を付けられたのだろう。
迷ったら、あの女の思うツボだ。
前を見ていなければ、誰も助けられない。
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