第十六話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
阿近の表情が怒りに歪む。
「お前はっ、死神になった軌跡を否定すんのかっ!?」
俺に出逢った軌跡を否定するんじゃねぇ…っ
阿近の叫びに##NAME3##が泣きそうな表情になる。
あの出来事がなければ、転生の時が来るか殺されるまで戌吊で暮らしていただろう。
でも、あの出来事は起きてしまった。
そして、大切過ぎる程の出会いに恵まれた。
悪い事ばかりではなかった。
「…阿近さんや皆さんに出会えた事…後悔なんて致しません」
阿近の白衣を握り締める。
処罰されるかもしれないのに、こんな所まで心配して来てくれる人が沢山いる。
此処にいなければ、出会う事もなかった。
「…立ち止まったって、迷ったっていい。だがな、軌跡になっちまった人生を悔やむな」
どこか寂し気な声と共に頭に手を載せられる。
阿近の表情は曇っていた。
「疲れたら、俺の肩を貸してやる。迷ったら、こうしてまた渇を入れてやる」
.