第十五話
夢小説設定
この小説の夢小説設定すみません、名前返還が良くわかってなくてみゅうじ勅使河原、本当の名前暁、偽名が緋冴になります。
申し訳ございません
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「…ルキア…聞かせて下さい…何故、貴女は朽木家に行かれたのですか?」
聞いてはいけないと警鐘が頭の中で鳴る。
でも、聞かずにはいられなかった。
どんな事になっても自分は二人の真実を知らなければいけない。
大丈夫、今の自分には霊圧を封じる手枷がついている。
斬魄刀もなければ、あの女の声もしない。
「私があの人の亡くなった妻…緋真様に似ていたからだ」
「違うっ!それは朽木隊長の理由で、私が聞いているのは…っ!」
「…朽木家に入れば良い暮らしが出来る…それだけだよ、##NAME3##」
寂し気なルキアの声に鉄柵越しに恋次の顔を見上げる。
その表情に怒りと憎悪が込み上げる。
「私に嘘をつかないで下さいっ!!原因は…っ」
「##NAME3##、私が行くと決めたのだ。先に言った理由以外等ないよ」
静かに諭すように言ったルキアの声に別の感情が怒りと憎悪を塗り変える。
ルキアの自分を想う気持ちが痛い程切ない。
死が迫っているのに自分を心配し、助けようとするルキアの心に彼女を疑った自分が恥ずかしい。
何も変わらないルキアが酷く愛しくて切ない。
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