第九夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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鬱蒼とした森の入り口で立ち止まる二つの影
「いい加減、目ェ覚めたか?」
コクンと頷いたコトハに神田がため息を吐く
ドイツ北部のダンケルン村で消息を絶った探索部隊の救出
それが今回の任務
なのにコトハは日頃の激務で、移動中ずっと寝ていた
『大丈夫よ』
両手で頬を叩いたコトハが、やっと覚醒した声を出す
「だったら、身なりを直せ。帯が乱れてる」
神田の言葉に自分の団服を見て頷く
教団の権威を落とす訳にはいかない
新しく貰った団服は丈の短い東洋の着物の様な物だった
ファスナーがついているから合わせが肌ける事はないが、デザインとして幅広い黒いリボンがついている
袖口はコトハの為に長くなっていて、ラッパの様に広がっている
ショートパンツの方が似合いそうな下は、レースのついたフレアーのミニスカートだ
『これでいい?』
クルッとターンしてみせると、後ろで蝶結びされた大きなリボンとスカートがフワッと揺れる
今回の団服はコトハもかなり気に入っている
「あぁ、行くぞ」
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