第六夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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『神田、どうしてここにいたの?』
「任務だ」
当たり前か
でもその内容は…
『…音信不通のエクソシストの捜索』
「知ってるのか?」
これはやっぱり…
神田に頷いて場所を案内する
ここでティキから逃げた
あれはわざとだったのね
向こうにいた時の記憶は消えていない
ティキはずっと私を気にかけてくれていた
ロードも皆優しかった
敵という立場に戻ったとはいえ、私は戦う事が出来るのだろうか
「早くここを離れた方がいいな」
『大丈夫よ、神田。追手なんて多分、こないから』
来るならもうとっくに私は伯爵の元へ連れられてる
「何があった?」
『…何も。ただ向こうで暮らしてた』
帰り道に半年は心が壊れていた事、記憶を改竄された事を話した
そして気付いた
どこにいたのか、ティキやロードが何者なのかも知らない事に―
『多分、私は伯爵にしたら玩具だったのよ』
終焉に向かわせるシナリオに悲劇というスパイスを振る玩具
ただそれだけの事
けれど、これから教団に帰る私にしたら、それだけの事じゃない
「お前は拐われただけだ。胸張って帰りゃいいんだよ」
胸の内を読んだかのような神田の言葉に泣きそうになる
「んな顔してんじゃねェよ。俺が側にいてやる」
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