第五夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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「おはよぉ、コトハ~vV」
ロードが元気よくコトハの部屋に入る
が、それに答える声はない
コトハがノアのホームに来てもう半年にもなる
それなのにコトハはあの時のままだ
目は開いているのに何も映さず、言葉を発する事もない
食事もロードかティキが与えないと食べない
ただそこで生きているだけだ
僕はコトハの笑ってる顔がみたいのに
「コトハは僕達の家族になったんだよぉ?アイツらも探してないしぃ」
コトハが反応するのではないかと嘘を吐いてみてもダメ
「ロード、コトハを傷付けるんじゃない」
朝食のトレーを持ったティキがロードをたしなめる
反応を示さないだけで、耳が聞こえない訳ではないだろう
なら傷が増えれば、それだけ戻ってくるのに時間がかかる
「おはよう、コトハ。今日は天気がいいから、外に連れてってやる。ま、外っつっても庭だけどな」
だから、早くメシ食おうぜとコトハの頭をクシャっと撫でる
うわーぁお、ティッキーはコトハの事、本気なんだぁ
ふーん…
ニヤリと笑ったロードが、自分の足の上にコトハを座らせて食べさせているティキを一瞥する
「その前に千年公のトコ行くよぉ。呼んでたの忘れてたV」
ティキの手が止まる
もう判断が下ったのか?
「ダイジョ~ブ、そんな話じゃないよぉ。千年公からの提案だって」
それはそれでイヤだと思ったが、機嫌を損ねると怖い
「提案ねぇ…」
それにノーと言えば、コトハは消されてしまうのだろうか
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