第四夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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外から様子を伺っていたティキが、コトハが目を見開いたまま微動だにしなくなったのを見て近寄る
「…心を壊したか」
座り込んだコトハの体を、そっと慈しむように抱き上げる
千年公の考えたコトハを手に入れるためだけのシナリオ
待っているだけで連れてこれると言っていた
これは酷いだろう
おそらくは瘡蓋になりかけた心の傷を、無理矢理掻きむしって塩を塗り込んだ
「これからは俺が守ってやる」
目を閉じているコトハの額に、愛してると呟いて口付ける
「ここにエクソシストが来る筈だから、お前ら相手しといて」
町の人間に声をかける
ここにイノセンスはない
あるのはAKUMAのみ
ロードの扉へ向かおうとして、何かがコトハから落ちる
真紅の薔薇のバレッタだ
「もっといいのをやるからな」
そう言って煩く飛び回るゴーレムを潰して扉に消える
「コトハ~、ようこそ!」
飛びついてきたロードがティキの鳩尾を直撃する
「あれ?コトハ?」
蹲ったティキには目もくれず、様子がおかしいコトハを覗き込む
「心が壊れてしまいましたカ」
「千年公、どうするつもりスか?」
千年公ならいらないと言っても不思議じゃない
そうなったら、コトハの先はない
愛しい小さな体を抱く手に力が籠る
「まずは様子を見ましょウv」
千年公の言葉に力が抜ける
とりあえずは側にいられるのか…
ここで俺がお前を笑えるようにするよ
時間はかかっても、笑顔を俺に見せてくれよな
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