第四夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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「コトハさん、今回帰ってきた探索部隊の報告書です」
『ありがとうございます、ご苦労様でした。皆さんにお怪我はありませんでしたか?』
科学班のコトハの机に書類の山が増える
「ハイッ、誰も怪我はしてません!」
『そう、良かった。あまり無理はしないで頑張って下さいね』
ニッコリ笑ったコトハの笑顔に、真っ赤になった青年は挨拶もそこそこに戻って行った
「はい、コーヒーよ。コトハ」
『ありがとう、リナリー』
休憩にしようと手元の資料を脇へ退かす
髪留めを外して頭をマッサージすると、いくらか疲労が軽くなった気がした
「その髪留め、まだしてるのね」
リナリーが机にそっと置かれた髪留めを軽く睨む
誕生日に神田から貰った真紅の薔薇のバレッタ
あれから1年は経とうかと言うのに、コトハは任務に行く時以外、ずっと愛用している
『もう、弛くなって落ちる事もあるけど、すごく嬉しかったから』
そう話すコトハは12歳には見えない穏やかな微笑みを浮かべている
コトハにこんな顔させるなんて悔しいわね
今度の誕生日にはヘアアクセサリーに決定ね
コトハに抱きついて貰うのは私なんだから
リナリーがそんな事を考えているとは露知らず、コトハはタップと笑い合っている
『さぁーて、始めますか!美味しいコーヒーありがとう、リナリー』
「ううん、いいの。あんまり無理しないでね」
優先順位はやっぱり、探索部隊からの報告書よね
届いたばかりの書類に目を通して、急ぐ物かそうでない物か再調査か分けていく
『…これ…』
一枚の書類に目を通していたコトハの顔色が変わる
以前の資料と比較されたしとある内容に顔が強張っていくのが自分でもわかる
『…どうして…?』
書類を握り締めてコムイの所へ走る
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