第三夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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教団に着いたのは、もう夜の10時を回っていた
コトハを着替えに行かせて、指令室に向かう
珍しく科学班が誰もいないのに、本当にやるのかと舌打ちする
「おかえり、神田くん。ご苦労だったね」
「あぁ。コムイ、コトハの事で話がある」
イノセンスをコムイに渡して話を切り出す
下らないコムイの戯れ言を無視して、古城であった二人とコトハの事を話す
「アイツを出来るだけ一人で任務に出すな」
「そうだね、その二人が何者かわからない以上、コトハちゃんの状態を考えればそれがいいね」
小難しい顔で頷いたコムイが、何かを考えた後、重々しく口を開いた
「神田くん、コトハちゃんはね」
「俺はアイツの事は何も聞かねぇ。アイツが自分の口で話すのを待つ」
人から聞いた話じゃわからない
コトハの口から聞かなければ、抱えてる物の重みも苦しみもわからない
それを全部俺が受け止めてやるには、まだまだ俺は弱い
アイツが話すその時までに、俺はアイツを守れるように、全部受け止めてやれるように強くなる
らしいとからしくないとか、もうどうでもいい
アイツが気になるのは紛れもない事実だから、俺はアイツを支えられるようになってやる
『報告終わっちゃいましたか?』
「お前がとろとろ着替えてる間にな」
「おかえりぃーーっ!」
タイミング良く入って来たコトハにコムイが涙を流しながら抱きつく
チッ、ウゼェ
出ていこうとすると、コムイが思わせ振りに食堂へ行けと言うのに頷く
「ハイ、コトハちゃん。着替えた所悪いけど、またこれに着替えて」
渡されたのは水色に白いレースがいっぱいのドレス
アリスのワンピースをもっと豪華にしたようなドレスだった
科学班がいなかったから、理由を聞こうと思ったのに、聞けなかった
上手くはぐらかされてる気がする
「可愛いっっ!!」
『あの~、こんなの着て何処に行くんですか?』
仕事はしなくていいのだろうか
指令室は前より酷くなくなったとはいえ、書類が散らかっていた
いいからいいからと連れて行かれたのは食堂だった
珍しく灯りが消えて真っ暗なのに、首を傾げる
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