第三夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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セン…ネンコウ…?
そんな東方のお香みたいな名前の人なんて知らない
迎えに来たって、どういう事――?
「ロード、確かめてからだろ?」
「だってぇ、コトハカワイイんだも~ん」
よくわからないけど怖い
ティキが紫煙を吐きながら、ゆっくりと近づいてくるのに後ずさる
「コトハ、教団に入ってどれぐらいになる?」
フワッと香るタバコの香り
ティキがしゃがんで楽しそうに耳元で聞いてくる
『い、一週間くらい…』
「あちゃ~」
「無駄足ぃ~?」
コトハの答えにティキが頭を抱える
「まぁ、いいやぁ~。コトハ~、また会おうねぇ~v」
「コトハ」
ティキがコトハを抱き締めたまま耳元で囁く
「また迎えにくる」
粗方、倒したか
あいつは何をしてるんだ?
さっきまで聞こえていた戦闘の音が聞こえない
終わったなら、何故来ない?
何故かイヤな予感がして走り出す
少し走った先に見慣れた見事な金髪
一人の男がその小さな体を抱き締めている
その後ろには楽しげな顔をした少女
男が何かを耳元で囁くとコトハの顔が強張る
「おいっ…チッ、コトハっ!!」
視線だけが自分を見る
その眼には何も写ってはいなかった
男が笑ってコトハの頬に口付ける
身体中の血液が沸騰するかのように、怒りが込み上げる
六幻を構え直して、コトハを抱き締める男との間合いを詰める
「そいつを離せっ!!」
「おっと、危ねぇ~」
ギリギリ避けたティキが笑って、また会おうと言ってロードと突然現れたドアに消える
残っていたAKUMAはいなくなり、静寂が辺りを包んだ
「何なんだ、あいつらは?」
『知らない』
ティキが口付ける前に言った言葉が離れない
―千年公は伯爵の事だよ、伯爵が待ってる―
フラッシュバックする情景
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