第三夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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『さてと』
無事に上級車両に乗り、座って資料を取り出す
任務の詳しい内容
それはフランスの古城が舞台だった
ひっそりと佇む古城に荊が生い茂り、近付く者を攻撃するという事だった
『…何か眠りの森の美女みたい』
さしずめ私達は王子様?
「くだらねぇ。始まる前に言っとく」
何をだと目の前の神田を見つめる
「お前が敵に殺されそうになっても、任務遂行の邪魔だと判断したら、俺はお前を見殺しにするぜ!戦争に犠牲は当然だからな、変な仲間意識持つなよ」
それが女であっても、戦いに参加するのなら変わらない
じっと見てくる神田の視線とコトハの視線が絡み合う
『…いい考えね…反対しないわ』
うっすらと微笑んだコトハに愕然とする
暗い何も写していない瞳
微笑んでいても何処か人形のようで生を感じさせない
「お前…」
『ん?何?』
「…何でもねぇ」
一体、何なんだ?
声をかければいつもの笑顔
でも先程の表情を見た後では、作り出された物のように見える
お前はその小さな体に何を背負っているんだ?
問題の古城が見え始めたのは、教団を出てから2日経ってからだった
『やっと見えた…』
「…あぁ」
二人とも精神的に疲労していた
何故なら、コムイからの通信がひっきりなしにかかってきたからだった
「もうテメェとは任務に出ねぇからな」
『酷い、アレを一人で受けろって言うの?』
「俺には関係ねぇだろうが」
まぁ、ね
リーバー班長の悲鳴が聞こえたな
後、ジョニーとタップのも
どれだけ仕事溜まってるんだろう?
帰ってからの惨状を思うと渇いた笑いしか出てこない
探索部隊には近くの町に待機してもらった
眠らない(眠れない)私は、このまま突っ込んでもいいけど…
チラと隣の神田を見上げる
「何だよ」
『どうするの?ココで休む?私は野宿に慣れてるけど』
普通の人なら眠いだろうと思った
「バカか?さっさと終わらせるぞ」
折角、人が気を使ったって言うのに…
少々ムッとして、古城へ走り出す
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