第三夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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「コトハ、初任務だ。室長の所へ来てくれ」
リーバーの言葉に頷いて、途中の資料を机にまとめる
コムイの所に行けば、そこにはいつもの仏頂面をした神田がいた
『あ、れ?任務って神田もですか?』
一人で行くものとばかりに思っていた
「そうだよ、ホントはリナリーと一緒にと思ったんだけどね」
そけまでは普通に話していたコムイがイキナリ泣き始める
「リーバーくんが二人いなくなったら、仕事にならないって言うんだよ!?かと言って一人でコトハちゃんを行かせて何かあったら」
滝のように涙を流して話すコムイに、リナリーとリーバーは呆れ、神田はドン引きしている
「二人で行ったら、仕事にならなさそうだろ?」
コソッと耳打ちしてきたリーバーに、確かにと苦笑する
「今回の任務は多分、イノセンスの回収。」
リーバーに促されて、渋々とコムイが話始める
「多分ね、あると思うんだよねぇ。そう多分、探索部隊も近づけないから、多分あると思う」
机にダラダラとしながら、多分を繰り返すコムイに隣で苛々していた神田がブチ切れた
「もういい、資料を貸せっ!!行くぞっ!!」
リナリーから資料を引ったくるように出て行ってしまった
後に残されたコトハはため息をついて、団服を取りに自分の部屋に戻ろうとする
「初任務だって?気をつけてな」
「怪我すんなよ、コトハ」
「「「行ってらっしゃい!」」」
ラボ中からの行ってらっしゃいに、心が揺れる
久し振りに言われたよ…
旅をしている時に見た光景
自分にはもう、関係のないモノだと思ってた
こんなに嬉しいモノだったね…
『…行ってきます!』
泣きそうな笑顔でそう告げて、団服を手に取って地下水路へ走る
「…遅ェ」
不機嫌な神田にギロッと睨まれる
『勝手に飛び出して行ったんじゃない』
軽く睨むと神田は目を反らしてしまった
ポン
「白衣の上に団服着るつもりか?」
『あ、急いでたから…』
リーバーの指摘に苦笑して白衣を渡す
『…すごい、ぴったり』
初めて袖を通した団服はコトハにぴったりだった
ちゃんと要望通り、背中には切り込みが入り、袖はコトハの両腕をスッポリと覆っていた
『ジョニーにお礼言わなきゃ』
「詳しい事は資料に書いてあるからね、向こうに探索部隊もいるから終わったら連絡するんだよ」
涙を流しながら、手をちぎれんばかりに振るコムイに苦笑する
『行ってきます!!』
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