第二夜
コトハ
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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指令室に戻るとリーバーが大量の書類を持って待ち構えていた
「さてと、コトハちゃんはイノセンスや伯爵との戦いについても知ってるよね」
『師匠が教えてくれました』
コトハの答えに満足すると、チラッとリーバーを見てからコトハを真剣な顔で見つめる
「科学班の助手の話は聞いてる。正式に僕からもお願い出来るかな」
『…私が役に立てるなら』
コムイが手を差し出してくる
「助手としてお給料も少しは出るからね」
その言葉にコトハの顔が明るくなる
「そんなに嬉しい話かな」
『当たり前です!師匠がツケた借金、返さなきゃいけないんですから!!』
拳を握り締めるコトハに、コムイとリーバーが嘆息する
これで真っ当なお金で借金返していける
もうイカサマしなくていいんだぁ
感極まっているコトハにコムイが真剣な声をかける
「…クロス元帥からコトハちゃんの過去と今について聞いたよ」
ドクン
ぎこちない動きでコムイを見上げるコトハ
その眼には虚無と畏れが混在している
フワフワと礼儀正しい大人びて可愛いコトハは、そこにいなかった
これが12歳の子供がする表情なのか、数年前のリナリーと重なるとそれぞれ思う
「リーバー班長はキミの上司にもなるし、彼にも話していいかな?」
それとも自分で話すかいと聞いてくるコムイにぎこちない笑みを浮かべる
『コムイ室長から、話して下さい』
それだけを押し出すように口にして、頭を下げて出て行く
私の過去と現在(今)―
ある時期にくると夢を見る
だから、眠らない
食事が受け付けなくなる
だから、吐かない量しか食べない
その起因ともなる過去
ドンッ
誰かにぶつかって転ぶ
多分、酷い顔をしているから、誰にも会わないよう部屋に戻ろうとしていたのに
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