第一夜
主人公の名前
raison detore神田落ちの夢です。
すみません、名前返還がわかってなくてコトハ‣ローリエルになります。
申し訳ありません
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『…どう見ても悪の総本部…』
断崖絶壁にそびえる黒の教団本部の上空で、大きな蝙蝠の羽を生やした少女が呟く
『…とりあえず、降りるか』
バサッと羽を羽ばたかせて地面に降りて進んで行く
本部の中では―――
「なんだい、この子は!?ダメだよ、部外者入れちゃあ~~何で落とさなかったの!?」
「あ、コムイ室長、それがこの子空から来たんスよね」
「空から!?」
モニターに映っている少女に視線が集まる
顔の輪郭に合わせて不揃いに切られた髪は、後ろ髪だけ長くて綺麗な金色に輝いている
まだ幼いその顔立ちは、将来を楽しみにさせる程に整っていた
『すみませーん、クロス元帥は到着してますでしょうか?』
涼やかなソプラノの声に、室内が混乱に陥った
「は!?あの人、何したんだ!?」
「まさか、隠し子とか!?」
騒然とした室内に一人の黒髪の少女が、戸惑った声を上げる
「ねぇ、兄さん。神田がこの女の子の所へ向かってるんだけど」
門を見上げている少女とは別に、長い黒髪を高い位置で結った少年が走っているのが映されていた
「…まぁ、いくら神田くんでもイキナリ切ったりしないよ」
一瞬、凍った室内に、暢気なコムイの発言によって乾いた笑いが溢れた
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