標的7
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ツナはあの量を全部、食べたのかなぁ?
だとしたら鉄の胃袋って凄いかも。
「ひっ!?」
考えながら調理室を出た##NAME1##が目の前を歩いていた人物に驚いて座り込む。
「人を見て腰抜かすなんて失礼にも程があるね」
学ランを羽織った雲雀恭弥の登場に声も出ない。
いるなんて思わなかったんだからこれは仕方がない。
しかも、風紀委員入りを保留してから会うのは初めてだ。
あの雲雀が忘れてるとは思えない。
「調理実習か。それ、ちゃんと食べれるの?」
##NAME1##の手にあるおにぎりを一瞥した雲雀が皮肉を言う。
「ひ、雲雀だって失礼だよっ!!」
「そう?じゃ、ちゃんと食べられる物かどうか毒味してあげる。学校で食中毒なんて持っての他だからね」
口を開けば皮肉しか出てこないのかと聞きたくなる。
また攻撃されそうで口が裂けても聞けないが。
「うん、大丈夫そうだね。だけど、これ誰かにあげるの?」
「はや…じゃない、クラスの子達が食べる筈…」
隼人や山本にと口走りそうになって余計な事かもと思って言い直す。
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