標的4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「君達、それ何の群れ?」
蜘蛛の子を散らすように女生徒達が逃げて視界が広がる
「…小さすぎて見えなかったよ」
『流石、雲雀…』
伸び悩む身長の事を言われ、ムッとして思わず言葉が漏れた
「何が流石なのさ」
『教えないもん』
言ったらまた、襲われる事になりそうだ
そういえばと思い出して礼を言う
今もこの前も結果的には助けられた事に違いはない
「別に助けた覚えなんかないよ。僕は群れてるのが気に入らないだけだから」
だよねと溜め息を吐く
タイミングが良すぎる登場の現実はそれだけの事
「それにしても今といいこの前といい、随分と群れに囲まれる事が多いじゃないか。君は本当に小動物みたいだね、##NAME1## ##NAME2##」
『どうして名前知ってるの?雲雀恭弥様は並中の全生徒の名前知ってるの?』
失礼な事を言われてるのにも気づかずに首を傾げて聞いた##NAME2##に、雲雀が呆れたような顔をする
「君、馬鹿?僕に言った事すら忘れてるなんて」
何か言ったかなぁ…?
会った時の事を思い出そうと##NAME2##が首を傾げる
.