標的3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
翌日――
「大変だー!!!山本が屋上から飛び下りようとしてる!!」
やっぱりか
教室に飛び込んで来た生徒の報告に##NAME2##が舌打ちする
ツナが助けて未遂に終わるのはわかってる
それでも##NAME1##にこの場面を見せたくなかった
だから、今日は休もうと言ったのに##NAME1##は頑として譲らなかった
『行くよ、##NAME2##!』
教室を飛び出した##NAME1##に舌打ちしてついて行く
屋上には人だかりが出来ていて、##NAME1##は真っ直ぐに山本に向かって行く
「##NAME1##、##NAME2##も来てくれたのな」
苦笑いする山本を##NAME1##が真っ直ぐに見つめる
その表情は真剣でいつものふわふわとした柔らかい雰囲気はない
『山本武、ちゃんと周りが見えてる?これだけの人が貴方を心配して集まってるんだよ』
静かにだけど、大きく##NAME1##の声が屋上に響く
集まった生徒達も固唾を飲んで見守っていた
『貴方が死んだら、皆が泣くの。ここに集まった人達だけじゃない、親も悲しむんだよ。子供に先立たれた親の悲しむ姿を見た事なんかないでしょう?』
.