標的2
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『様子見るしかないよね。今を楽しみながら』
『待て、楽しむってまさか…』
訝しむ##NAME2##に##NAME1##がにっこり笑う
『だって、折角ここにいるんだよ?それにもう関わっちゃってる気もするし』
楽観的な##NAME1##の言葉に溜め息をつく
待ての出来ない犬と同じで仕方ないか
それにこういう時の##NAME1##の“気がする”は無視出来ない
『深入りすんなよ…泣く事になるかもしれないんだから』
間違っても誰かを大切に想うな
##NAME2##の眼がそう言うのに、##NAME1##が目を伏せる
『…大丈夫』
そういう意味では心に誰もいれない
…誰かを想う事はもうしたくない
『明日は並中初日だね!京子ちゃんと花と仲良くなりたいね』
暗い影を振り払うように明るい声を出した##NAME1##に、困ったような顔で笑って頷く
傷を思い出させる酷い事を言っているとわかってる
自分が前に進まないよう縛りつけている気がしているのもわかってる
それでも、##NAME1##が傷つく姿をもう見たくない
→アトガキ