クリスマスキャロル
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昔々、イタリアにザンザスという大富豪の御曹司がいました
しかし、ザンザスは他人などどうでもよく、また気性が激しく乱暴である為に周囲の人間は彼をおそれていました
そんなザンザスがクリスマスという人々が盛り上がる行事に当然、関心などなくいつものように自分の部屋で酒を飲んでいました
「いい年した男がそんなんでいいんですかねー」
突然、自分しかいない筈の部屋に響いたやる気のない声にザンザスは驚くでもなく、相手を一瞥しただけでした
「このままだと寂しい死に方しちゃいますよー。ま、ミーには関係ないんですけど」
やる気のない侵入者はフランと名乗り、更に精霊だと自己紹介しました
「…消えろ」
言葉と共にテーブルにあった重厚なクリスタル製の灰皿がフランに投げつけられました
「乱暴な人ですねー」
難なくアッサリと灰皿を避けたフランがザンザスに告げました
「これから3人の精霊が来るんでー、相手して下さいね。確実に人生変わっちゃいますんで」
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