初恋 act2
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『信じるっ!信じるから近づくなぁっ!!』
首筋に顔を埋めようとした神田に叫ぶ
舌打ちして離れた神田に涙が滲んでくる
この人、悪魔じゃなくて魔王だ…
「一応、お前の初恋も終わったばかりだからな。これぐらいにしといてやる」
しといてやるって、あたしの気持ちはムシか?
漸く上から退いた神田を睨む
「俺にスープをかけたんだ、お前に拒否権はねェよ」
イヤ、それ関係ないしっ!!
まだいじめ足りない訳!?
「姫、これから楽しみにしてろ」
見た事のない機嫌の良さで出て行った神田を呆然と見送る
お父さん、お母さん、姫はアクマよりも恐ろしい魔王に好かれたみたいです
あたし、どうなるんだろう?
残念な事に、ラビの時のような違和感を神田のキスには感じなかった
胸がドキドキしたんだ
悔しいから、こんな事は教えてやんないっ!
→アトガキ