初恋 act2
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長々と溜め息を吐いた時、談話室に神田が入ってきた
『風呂入って寝るんじゃなかったっけ?』
「こんな所で大泣きしてたら、他のヤツに迷惑だと思ったんだよ」
仏頂面で答えた神田が隣に座る
…神田もあたしの想いに気づいてた訳か
部屋でのやり取りを思い出して俯く
その視界がいきなり揺れる
『なっ!?は~な~せぇっ!!』
気がつくと神田の腕の中だった
いつものような手荒さはなく、驚くぐらいに優しい腕の中に鼓動が跳ねる
「慰めろって言ったのはお前だろうが」
そりゃ、言いましたケド!?
それは玉砕した時…って、神田は知らないんだ
『あの…さ、あたしは失恋してない…それ以前の事だってラビが教えてくれた』
事の顛末を神田に話す
『ありがとう、神田。アンタがあんな風に背中押してくれなかったら気づかなかった』
今度はあたしなんかって言わずに頑張るよ
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