初恋 act2
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涙を浮かべて呆然としている姫にやり過ぎたか?と戸惑う
「…姫は俺のどこが好きなん?」
責めている訳でもない優しい声に姫の体が跳ねる
気づいてくれたかとラビが様子を伺う
『…一緒にいて楽しいし、何より優しいから』
視線を合わせずに呟かれた言葉にラビが優しく微笑む
「それは俺でなくてもいいさね」
こくんと頷くのを見て包み込むように姫を抱き締める
「姫の想いを否定するつもりはないさ」
恋に恋してただけでも、姫にとっては真剣な想いだったから
「酷い事してゴメンな」
『…ううん、ありがとう』
ラビに言えなくて当たり前だった
ラビがリナリーを好きだってわかった時もショックだったけど、それはもうかまって貰えないって思ったから
この想いは友達以上恋人未満でしかなかった
初恋ですらなかったんだ
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