初恋 act2
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ラビに談話室で待ってると伝えて待ってるというのに、頭の中で神田の最後の言葉が回っている
悪魔だ、じゃなきゃ鬼だ
どちらにしろ人じゃないと神田の笑みを思い浮かべて背中が薄ら寒くなる
お父さん、お母さん、姫はアクマと戦ってないのに、星になるかもしれません
何であんなに意地悪で恐ろしいんだろ?
「姫」
『ひぎゃぁっ!?』
突然聞こえたラビの声に姫が飛び上がる
「自分で呼んでおいてそれはないさ…」
落ち込むラビを見てハタと気づく
あたし、告白するつもりだったのに、神田の事しか考えてなかったっ!!
どこまで邪魔してくれるんだ
「改まって一体、どうしたん?」
優しいラビの笑顔
ずっと向けて欲しかったから言えなかった
ずっと側にいたくて言えなかった
『あたし、ラビの事が好き!』
これであたしの初恋も終わる
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