Sweet kiss
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自分の思い上がりに落ち込んで涙が出てくる
もう一度、立ち上がるのは出来ない
さっきの言葉は何とも思っていないと告げていた
「姫、入るぞ」
言葉と共に部屋に入ってきた神田に、鍵をかけておけば良かったと後悔する
一番逢いたくなかった
『わざわざ来なくても、もう勘違いしてないから…っ』
はっきり言われなくてもわかったから
これ以上、不様な自分を見せたくないのに涙が止まらない
「それを俺に寄越すんだろ?」
『ムリしなくていいのっ!どうせリナリーに言われて来ただけなんでしょ…っ』
これは自分で食べるんだからっ
食べてこの想いも一緒に消化させてしまおう
「こんだけ傷だらけになってまで作った唯一無二のチョコをムダにさせるかよ」
チョコを摘まんだ傷だらけの姫の手を、神田が掴んで止める
そのままチョコを口にした神田が指を舐める
「甘くないな」
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