Sweet kiss
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この世界に一つしかない、唯一無二のチョコ…
『そっか、そうだね』
二人の言葉が嬉しくて、傷だらけの手も何だか誇らしくなった
不恰好な筈のチョコも輝いて見える
『二人ともありがとう』
「可愛いッッ!」
はにかんだ姫にジェリーが抱きつく
「大丈夫よっ、姫!神田がイヤな顔したらアタシがシメてあげるからッッ!!」
二度と蕎麦なんて作ってあげないと叫んだジェリーに苦笑する
そんな事になったら大変
「あ、日付が変わったわ」
時計を確認したリナリーがトレイに用意を始める
待ちきれない男達が談話室で待っているのだ
『リナリー、私が持つよ』
ケーキを殆ど作って貰ったからと、ケーキとホットチョコのトレイを貰い受ける
リナリーには神田に渡すチョコを持って貰う
「早くチョコよ、こぉーい!!」
薄く開いた談話室のドアから聞こえる声に、リナリーと顔を見合わせて苦笑する
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