初恋
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『そんな言い方…っ』
ラビを好きな自分を全否定するような物言いに頭に血が昇ってスープを神田にかける
あたしの初恋を否定するのは許せない…っ
『あたしはラビが好き!アンタはあたしの邪魔しても、それをよくわかってると思ってた!!』
「…だったら、ヤツにそう言えよ」
睨み付けた神田はスープをかけられたというのに驚くぐらい冷静だ
激昂している自分が逆に愚かしく思えてくる
『…笑ってたんでしょ、あたしなんかがリナリーに勝てる訳ないって』
あたしの気持ちを知ってて、アンタは陰で笑って邪魔してたんだ
『リナリーは可愛いし、いい子だし、優しくて芯が強いから、あたしなんかが敵う訳ないって』
どうせ初恋は実らないって言うし
自分で言っていて涙が滲んでくる
「…テメェ、本気で言ってんのかよ」
静かに立ち上がった神田の迫力に気圧される
何をそんなに怒っているのかわからずに立ち尽くしている姫の胸ぐらを神田が乱暴に掴む
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