初恋
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目を見開いた神田が何かを言いかけるのを無視してそのまま自分の部屋にかけ戻る
…ラビのあんな顔を見た事ない
ラビはリナリーが好きなんだ
あたしだけ一人で舞い上がってたんだ
「おい、いるんだろ」
ドアの向こうから神田の声がする
今は会いたくない
無視を決め込んだ姫が息を潜める
「開けねェとドア、たたっ斬るぞ」
『煩い!いないって言ってるでしょっ!!』
余りのしつこさに思わず叫んで真っ青になる
「居留守とはいい度胸じゃねェか」
おずおずとドアを開けた姫を見て神田が溜め息を吐く
「メシ、途中だったんだろ?食えよ」
神田の手には自分の分と姫の分の夕飯があった
言われるがままテーブルについて、真正面にいる神田を見つめる
「姫の分際でダイエットか?…それとも傷心のヒロインでも気取ってんのかよ」
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