初恋
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ドンッ、ガチャン
そんな音を出しながら、座って食事を始めた姫にアレンとリナリーがまたかと苦笑する
「姫、荒れてますねぇ」
『…許せない、あのパッツンバ神田』
低く呟いた姫が怒りのままフォークを唐揚げに突き刺す
途端にあちこちに走る鈍い痛みに顔をしかめる
『見てよ、これ!』
捲り上げた腕には無数の痣
脅されて連れてかれた修練場で容赦無くやられた
『信じられる!?体中にあるんだから!!』
体中を痣だらけにされてラビとの時間を邪魔された
神田にラビが好きだとバレたのが不運の始まりだった
「神田にも優しさはあるのよ、姫」
「そうですよ」
憤っている姫の顔には傷一つついてはいない
当の本人は全く気づいていないが
『…アレンまで神田の味方するんだ』
「そんな訳ないじゃないですか」
爽やかに即答したアレンに呆気に取られる
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